新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、多くの大会が開催の延期や中止を余儀なくされた2020年の全日本ラリー選手権。最終的にシリーズは4戦が開催され、全戦のポイントを有効としてタイトル争いが繰り広げられた。
初戦の新城ラリーは初日が雨に祟られたが、セットアップの決まったマシンでオープニングからステージベストを奪う好走を見せた奴田原組。天候が回復した2日目もベストを連発、6年ぶりに新城で優勝を飾った。
以降、チャンピオン争いの主役となり、最終決戦の唐津では一騎討ちの激しいデッドヒートを展開。惜しくも優勝にあと一歩及ばずランキングは2位となったが、高い戦闘力を見せた一年であった。
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