タスカ・エンジニアリングのラリー活動休止により、奴田原は新たに自らのチーム「NUTAHARA Rally team」を設立。マシンも最新のトヨタ・GRヤリスへとスイッチ、2021年はラリーキャリアの新しいスタートとなった。
コ・ドライバーには自身が主宰するラリースクール出身の東駿吾を起用、23歳の若手育成も進めることとなった。
第3戦の唐津から参戦を開始、その直前にシェイクダウンを終えたばかりのマシンであったが、LEG1をトップで折り返す速さを見せて大いに注目を集めた。その後はリタイアを喫する大会もあったが、翌年以降につながるマシン開発も着実に進めてシリーズランキングは5位を獲得した。
|