ディフェンディングチャンピオンとして迎えた2010年の全日本ラリー選手権。その快走に期待が集まったが、開幕戦でまさかのマシントラブルによるリタイアを喫してしまう。その後、グラベルラリーとなる第2戦で準優勝、第3戦のRally
Hokkaidoではライバルに圧勝。しかしシーズンを通じてアンラッキーな展開も多く、惜しくもシリーズランキングは2位に留まる結果となった。
一方で新しいチャレンジとして7月にはIRC(インターコンチネンタル・ラリー・チャレンジ)に初参戦。スウェーデンのチームからレンタルした車両での参戦だったがゆえにマシンポテンシャルがやや不足気味ではあったが、しっかりと完走を果たして存在感を見せた。
さらに2年ぶりに札幌で開催されたRally JAPANには、TEAM SHOWの一員としてフォード・フィエスタR2で参戦。ADVANカラーにペイントされたマシン、自身にとって久しぶりのFF車による実戦だったが、2Literターボ+4WDのN4クラス勢に割ってはいる速さを見せて、マシンを選ばない速さを改めて見せつけた。
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