前年の全日本ラリー選手権Bクラス・シリーズ2位を受けて、チャンピオン獲得を唯一の目標として臨んだ1993年。
自身にとって出場50戦目の節目にもなった開幕戦の「DCCSウインターラリー」を2年連続で制してまずは幸先よいスタート。
'92年と同様に第3戦からはマシンをFF車にスイッチしたが、その緒戦となった「ACKスプリングラリー」、続く「ひろしまカップラリースピリット」と連勝して勢いを加速。
最終戦の「モントレー'93」を優勝で締めくくってシーズン4勝、残る4戦は全て準優勝という高い安定感を見せつけて、堂々の全日本ラリー選手権Bクラス・シリーズチャンピオンを獲得した。
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