1994年はひとつの大きな転機の年となった。
この年から奴田原文雄は名門「ADVAN Rally Team」の一員となる。国内外のラリーシーンでライバルを寄せつけない強さを見せていたチームへの加入は、周りから大きな期待と注目を集めることとなった。
そしてマシンは三菱ランサー・エボーリューションIIとなり、それまでのBクラスからCクラスへと移行。名実共に日本ラリー界の頂点が戦いのステージとなった。
成績の方は「ノースアタックラリー'94」で準優勝を獲得したが、残念ながら優勝を奪うまでは至らなかった。
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