2008年は自身のラリーキャリアにおいて、最も多忙な一年になった。実に年間で16もの公式戦に出場したのである。
P-WRCはタイヤがピレリのワンメイクとなったが、関係各位のご協力もあり継続参戦。前年と同じシリーズ7位となった。マシンはエボリューションIXを継続投入したが、「Rally
Japan」からはエボリューション]にスイッチした。
全日本選手権では開幕戦からエボリューション]を投入、デビュー2戦目となる「久万高原ラリー」で初優勝を飾って、その実力を遺憾なく見せつけた。しかし、フルモデルチェンジを受けて完全に生まれ変わったマシンであるだけに中盤ではトラブルにも見舞われ、シリーズランキングはこちらも前年と同じ4位となった。
また9月には、中国の万字ラリーチームに招聘されて中国国内ラリーに助っ人参戦。しかしチーム側の準備が整っていなかったこともあり、残念ながらリタイアとなってしまった。
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