TOPICS｜NUTAHARA.com [ラリードライバー・奴田原文雄オフィシャルウェブサイト]

チャンピオン争いの最終決戦を迎えた2009年の全日本ラリー選手権。
九州は佐賀県・吉野ヶ里町を中心として開催された「FMSC吉野ヶ里マウンテンラリー'09」は、11月14日(土)に8本のSS(スペシャルステージ)で競われました。

朝方は若干雨も残り滑り易い路面となりましたが、ADVAN A050Aの高いポテンシャルを活かした走りで快調なスタートを切った奴田原選手。
　
SS1こそトップから3.1秒遅れの4番手となったものの、続く12.03kmのSS2・カササギリバースⅠではステージベストを叩き出して一気に逆転、ラリーリーダーに躍り出ます。
SS1のリピートとなるSS3・サザンカⅡ(6.87km)では2番手タイムで僅差の逆転を許しますが、SS4・カササギリバースⅡで再びラリーリーダーのポジションを取り戻して前半を終了。

競技は後半に入って太陽が眩しくコースを照らしほぼ完全なドライ路面となった中、着々と後続との差を拡げていった奴田原選手。
ギャラリーステージとなったSS6・サザンカ-スパⅠ(1.30km)、SS7・サザンカ-スパⅡ(1.30km)で連続ステージベストをマークしてファンにその速さを見せつけると、2番手との差は17.1秒にまで拡がりました。

最終のSS8・カササギⅡ(11.91km)をしっかり走りきった奴田原選手は堂々の今季4勝目となるウィナーとして大勢のラリーファンが待つセレモニアルフィニッシュ、2009年の全日本ラリー選手権チャンピオンを獲得しました。

今大会の模様、ならびに奴田原選手のチャンピオン獲得コメント、フォトギャラリーなどは、後日改めて詳しく掲載いたしますので、お楽しみに！