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【全日本ラリー選手権・第2戦 DAY1 現地速報】
四国の愛媛県に舞台を移した2011年の全日本ラリー選手権。「久万高原ラリー」は昨年までと同じく久万高原町の美川スキー場にサービスパークが設けられますが、ステージはターマック(舗装路)からグラベル(非舗装路)へと大きく変貌を遂げています。

2日間で14のSS(スペシャルステージ)が設けられ、その総距離は74.31km。昨年から導入されたポイント係数により、グラベルラリーとなる今回は開幕戦よりも大きなポイントが与えられる一戦となるため、その重要性はより高いといえます。

12時ちょうどに1号車がスタート、これに続いてゼッケン2をつける奴田原文雄選手/佐藤忠宜手組の「ADVAN-PIAAランサー」もスタート。
SS1・イワタケT(3.01km)はトップきあら2.1秒差の3分28秒7とやや慎重な走りのタイムとなりましたが、次のSS2・安田T(6.35km)を7分13秒7のステージベストであがって、0.5秒差をつけてラリーリーダーに躍進。
DAY1前半のセクション最後となるSS3・スキー場(1.21km)はショートのギャラリーステージ、大勢のギャラリーに見守られる中で3番手タイムをマーク、トップの座を守りつつ2番手との差を2.2秒に拡げてサービスイン。

45分間のサービスを受けて後半のセクションに突入、後半は前半のリピートステージとなって3つのSSを走ります。

SS4・イワタケU(3.01km)でこの日2回目のステージベストとなる3分21秒2をマーク。
SS5・安田U(6.35km)、SS6・スキー場U(1.21km)を、それぞれ7分01秒0、1分12秒6と連続でステージベストを奪取してライバル勢に付け入る隙を与えず、DAY1のトータルは23分33秒5と2番手に11秒1差をつけてトップで折り返しました。

DAY2は8本のステージが用意されていますが、残念ながら愛媛県方面の天候は下り坂。
土曜日の夜になって久万高原町では勢いは弱いものの雨が降り始めており、残念ながら予報では日曜日の午前中も傘マークがついてしまっています。
よりラリーは難しい展開になることが予想されますが、初日を好調に駆け抜けた奴田原選手、DAY2の快走にもご期待ください。


■奴田原文雄選手コメント(DAY1終了時点)
「初日は順調に終えることが出来ました。
今年からグラベルラリーとなった久万高原ですが、路面はやや狭く、表面には石ころがゴロゴロと転がっていて、なかなか手ごわいステージです。特に道幅が狭いので、ちょっとリアを振り出すと根石や切り株などがあるので、狭い幅の中でクルマをコントロールしなければなりません。
今回からはタイヤ(ADVAN A035)もチューンナップバージョンに進化しており、トラクションがこれまで以上にかかりますし、ブレーキングもとても良くなっています。
明日D(DAY2)は天気がちょっと心配ですが、今日の流れをしっかり守って走ります」


■久万高原ラリー2011 : http://www2.odn.ne.jp/mac/
2011年4月30日