NUTAHARA.com [HOMEへ戻る]
TOPICS|トピックス PROFILE|プロフィール TEAM & Co-Driver|チーム&コ・ドライバー Report & Photo|レポート&フォト LINK|リンク BBS|掲示板 BLOG|ブログ
TOPICS|トピックス
 
【速報 : 全日本ラリー選手権 第8戦 DAY1】
いよいよ2010年の全日本ラリー選手権も最終戦を迎えました。その舞台は福島県、棚倉町を拠点に「MSCC東京ラリー2010」が6日(土)に開幕しました。

昨年は6月の開催で梅雨時期だったこともあり雨に祟られた同大会ですが、今年は朝から気持ちよい秋晴れに恵まれました。土曜日は棚倉町のサービスパークで日中の気温が20度を超える陽気に包まれ、絶好のラリー観戦日和になりました。

一年を締めくくるグラベルラリーということ大会二連覇への期待が高まる奴田原文雄選手/佐藤忠宜選手組の「ADVAN-PIAAランサー」。

朝7時前にスタートするSS1・ManahataYamizoT(12.05km)はトップの2.7秒落ちとなる3番手タイムに留まったものの、再走となるSS2・ManahataYamizoU(12.05km)でこの日最初のステージベストを奪取。SS1トップの勝田範彦選手を6.0秒上回るタイムをマークして、一気に4.7秒差をつけてラリーリーダーに躍り出ました。

SS3・RenaissanceT(0.50km)はサービスパークに隣接するショートステージ。大勢の観客が見守る中で唯一30秒を切る29秒6を叩き出すと、セレモニアルスタートをはさんでの再走となるSS4・RenaissanceU(0.50km)も29秒7でステージベストを連取。

再び林道に移り、SS7までを終えてのポジションは2番手に4.8秒差をつけた総合トップ。
最終のSS8・TsuruishiyamaU(8.50km)は、それまでのステージでのトラブル車両発生などによってタイムスケジュールが大きく遅れたことから周囲も暗くなってきていましたが、ここでもスタートから快走を見せる奴田原選手。

このままラリーリーダーでDAY1終了かと思われましたが、フィニッシュまで約1.6kmほどを残したところで、突然にアクセルに対するエンジンの反応が悪化。
ターボトラブルに見舞われてペースダウンを余儀なくされ、残念ながら2番手に後退してサービスパークへと戻りました。

最終サービスは60分間。この限られた時間の中でチームのメカニックは手際よくターボ交換の作業を進め、規定時間に遅れることなくサービスアウトしてマシンはパルクフェルメへと入れられました。

明日のDAY2、残すステージは5本で合計距離は20.55km。
トップとの差は6.0秒と小さくありませんが、逆転優勝に向けた奴田原選手組の走りにギャラリーステージなどからのご声援をよろしくお願いいたします。


 
MSCC東京ラリー2010 公式サイト>>http://www.mazdasportscarclub.jp/MSCCTokyoRally2010.html
2010年11月6日