TOPICS｜NUTAHARA.com [ラリードライバー・奴田原文雄オフィシャルウェブサイト]

IRC(インターコンチネンタル・ラリー・チャレンジ)の第9戦「Barum Czech Rally Zlin(バルム・チェコ・ラリー・ズリーン)」は25日(水)にレッキ1日目が行われました。

奴田原文雄選手／市野諮選手のコンビも、いよいよ今回のステージを走行、ペースノートの作成やコースの確認といったメニューをこなしていきました。

スウェーデンのチームからレンタルしたランサー・エボリューションIXもトラブルなどは皆無で、TEINのダンパーを装着してADVAN A006Tというターマック用タイヤも良好なフィーリング。
マシンのセッティングやメンテナンスについてはスウェーデン・チームのエンジニアさんやメカニックさんと、日本から同行しているADVAN-PIAAランサーの山田チーフメカニックが強力なタッグを組んで、万全の体制が構築されています。

レッキ初日はスケジュールを順調に消化して、早めにサービスパークを後にすることが出来ました。そこでホテルの近くにあるレストランで夕食を摂ることに。
チェコに入国してからこれまで、いま一つ食生活には恵まれていないので、チェコならではの料理をスタッフ全員で味わってみることにしました。

ローストチキンのようなものをメインディッシュに、ポテトにハムやニョッキが入ってるものなどをいろいろとオーダー。
実はメニューがチェコ語だったのですが、誰も読むことが出来なくて、書いてある上から順番にオーダーしてみたのですが･･･。

これらはなかなか美味しいのものばかり。イメージとしては"お酒のおつまみ"的な感じのものが多かったのですが、しっかりとチェコらしい美味しさを堪能することも出来ました。

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■奴田原文雄選手コメント (レッキ1日目終了時)
「ここズリーン市はのんびりした感じの空気に包まれた街で、物価も安く気候的にも過ごしやすい土地です。ホテルは豊かな緑に囲まれたロケーションで、歴史があるそうな建物ですが清潔で居心地のよいところです。
もちろん観光ではなくラリーを戦いに来ていますが、精神的にとてもリラックス出来る環境なのは、ラリーにも良い効果があるのではないかと思います。
実は東欧は初めての訪問ですが、ズリーンは日中は30度を超えることもありますが、朝晩は涼しい気候。夜は半袖では肌寒いくらいで、体調管理に気をつけて過ごしています。
今回参戦するにあたってスウェーデンのチームからお借りしたランサーエボリューションIXですが、このクルマそのものはもちろん初めてドライブするもの。チェコに来る前は不安もありましたが、サスペンションは今までのデータでセッティングされていたので、何も問題なく走れました。
タイヤはADVAN A006T、装着して走るのは3年ぶりなのですが、好いフィーリングを得ることが出来ました」