TOPICS｜NUTAHARA.com [ラリードライバー・奴田原文雄オフィシャルウェブサイト]

8月27日から29日にかけてチェコ共和国で開催されるIRC(インターコンチネンタル・ラリー・チャレンジ)の第9戦「Barum Czech Rally Zlin(バルム・チェコ・ラリー・ズリーン)」に参戦のため、ヨーロッパに向かった奴田原文雄選手。

チェコでの戦い本番を前にして、前週の8月21日から23日にかけて開催されたWRC第9戦・ドイツの会場を訪れました。

ドイツ西部のトリアーを中心に開催されるラリー・ドイツは2008年以来の開催。ステージはターマックで、20日にポルタニグラ(黒い城門)の前で賑やかにセレモニアルスタートが行われ幕を開けました。

DAY2が行われる土曜日に現地のサービスパークに到着して、まずは日本から参戦している新井敏弘選手のもとを訪れて激励。
新井選手は残念ながら前日のDAY1でマシントラブルによりデイリタイアを喫していましたが、DAY2では好走を見せてくれました。
この走りをDAY2最終ステージのSS14(Arena Panzerplatte 2)で観戦。好天にも恵まれ、とても大勢の方々がビールなどを片手に選手たちの走りに声援を送っていました。
またサービスパークではフォード・フィエスタR2の姿もあり、興味深くチェックしてきました。

日曜日のDAY3もWRCドイツの模様を視察。ランチは2年ぶりにP-WRCのホスピタリティテントでいただいたのですが、以前はイタリアの会社が請け負っていたものが、フランスの会社へと変更になっていました。そのため、味はちょっとフレンチテイストになったような、それほど変わっていないような･･･？
SS17(Dhrontal 2)を観戦し終えて、いよいよドイツを後にしてチェコへと向かいます。

チェコまでの経路は、まずはオーストリアのウィーンへ空路で移動。そこからはレンタカーでスロバキアを経由して日曜の夜には無事にチェコに到着しました。

月曜日は早速IRCの本番に向けて最終準備がスタート。マシンのシート合わせなどを行い、戦いに向けて頑張っていきます。ちなみに時差はチェコが日本に対して、現在はサマータイム期間中なのでマイナス7時間です。
「Barum Czech Rally Zlin(バルム・チェコ・ラリー・ズリーン)」は水曜と木曜にレッキを行い、金曜日の午前中がシェイクダウン。
そして金曜夕方にセレモニアルスタートが催されるというスケジュールです。

ぜひ日本からも熱い声援をチェコの奴田原選手に送ってください！