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【IRC =Intercontinental Rally Challenge= 第9戦・参戦のお知らせ】
奴田原文雄は8月27日から29日にかけてチェコ共和国で開催されるIRC(インターコンチネンタル・ラリー・チャレンジ)の第9戦「Barum Czech Rally Zlin(バルム・チェコ・ラリー・ズリーン)」に参戦いたします。

今回は奴田原文雄のプライベート参戦であり、マシンはスウェーデンのTeam Sjolander Motorsportから三菱ランサー・エボリューションIXをレンタル。
このマシンは昨年までスウェーデンの国内選手権を戦っていたものですが、写真の通りほぼADVANカラーという出で立ちです。

コ・ドライバーは海外ラリー経験も豊富な市野諮選手、2008年のRally Japan以来となるコンビでの参戦、ゼッケンは21番となります。

バルム・チェコ・ラリーは東欧で最も有名なラリーイベントのひとつ。1971年から毎年開催されている歴史ある大会で、チェコ東部のズリーン市をホストタウンとして開催されます。
路面はターマック(舗装路)で、低速コーナーが続くテクニカルな道から、森を貫くハイスピードな道まで、バラエティ豊かなステージが特徴です。

アイテナリーは8月27日(金)の夜、セレモニアルスタートを経て行われる9.36kmのSSS(スーパー・スペシャル・ステージ)から戦いがスタート。
29日(日)の午後にフィニッシュするまで3日間に渡り、17SS・計265.26km、リエゾン区間も含めた総走行距離にして625.26kmで競われます。

IRCは公式ウェブサイトでライブタイミング配信も行われていますので、ぜひ今回の挑戦を日本からも応援してください!


■奴田原文雄コメント
今回は多くの皆さんのご支援・ご協力のお蔭で、IRCに初めて参戦出来ることになりました。
昨年、今年と海外ラリーに出場する機会がなく、「海外を走りたい」というラリードライバーとしての純粋な思いから、参戦を決めてプランを構築してきました。

チェコに参戦する理由は日程的なものなのですが、難しいラリーとして知られる一戦です。道幅の狭いところが多く、かつハイスピード。さらに路面が日本では見られないほどウネっていたりもするのですが、ターマックラリーならではの魅力を最も感じられる一戦だと思います。

マシンはスウェーデンのチームからお借りしますが、左ハンドルのランサー・エボIXです。偶然ですがRally Japanで乗るフォード・フィエスタR2も左ハンドルなので、7月から左ハンドルの車をお借りして日常的に乗って身体を慣らしています。

IRCはメディア露出が多く、世界的に注目を集めているシリーズです。速いドライバーも多く出場しているので、チャレンジしたいと以前から思い続けていました。詳しくは横浜ゴムのADVANモータースポーツサイトに特集記事が掲載されていますが、なかなか魅力的なシリーズです。

正直なところ、今シーズンの参戦は"お休み"しているマシンですし、SUPER2000と比べると戦闘力の面ではなかなか厳しい部分もあると思います。
今回の目標はGr.Nの最上位。そして将来に備えて(?)、IRCとSUPER2000マシンをしっかり偵察してこようと思っています。ぜひ日本からも応援よろしくお願いします。

 
IRC 公式サイト(英語) >> http://www.ircseries.com/
バルム・チェコ・ラリー 公式サイト(英語) >> http://www.barum.rally.cz/
ADVAN (IRC特集記事) >> http://www.advan.com/japanese/motor_sports/fan/093/
2010年8月17日