TOPICS｜NUTAHARA.com [ラリードライバー・奴田原文雄オフィシャルウェブサイト]

全8戦のカレンダーとなっている2010年の全日本ラリー選手権も、いよいよ後半戦に突入。
第5戦は5月のRally Hokkaidoに続いて北の大地・北海道を舞台とした「ARK RALLY in SHIRIBESHI」です。

今季3回目となるグラベル(未舗装路)での一戦は、SS(スペシャルステージ)の総距離が100kmを超えていることから、ポイント係数2.0の対象となります。つまりシリーズ連覇に向けて重要な戦いとなるのは言うまでもないでしょう。

ラリーのホストタウンとなるのは倶知安(くっちゃん)町。
"蝦夷富士"と呼ばれる羊蹄山の麓に位置しており、世界的なリゾート地としても有名なニセコの中心です。

このラリー、源流は一昨年まで開催されていた「Rally in Akaigawa」で、キロロトラバースなどお馴染みのステージも用意されています。

気になるギャラリーステージはサービスパークが設けられる倶知安の駅前からクルマで10分ほどの場所にある「HSP(北海道スピードパーク)」というサーキット場の敷地内に1.02kmのショートステージが設けられます。
短いステージではありますが、サーキット施設の中ということで駐車場やトイレが完備されている上に、競技中にギャラリーエリアからの入退場が自由。駐車場に戻って車の中で一休みしたり、サービスパークの様子を見に行ったりと、観戦の自由度が高いラリーです。

さらにHSPのステージは土曜日に4回、日曜日に3回の設定となっていますので、他のラリーよりも走行シーンを見る機会が多いと言えます。写真やビデオを撮影するファンの方々にも嬉しいアイテナリーとなっています。

また、この季節は積丹半島などではウニの最盛期。本場のバフンウニを堪能してみてはいかがですか！？