【速報 : 全日本ラリー選手権 第4戦 DAY1】
2010年の全日本ラリー選手権は、第4戦の「久万高原ラリー」がスタート。
開幕戦・唐津以来となるターマック(舗装路面)を舞台として、"四国の軽井沢"と呼ばれる久万高原で熱戦が繰り広げられます。
このラリーは愛媛県の美川スキー場にヘッドクォーター(大会本部)とサービスパークが設けられており、比較的コンパクトな設定ながらSS(スペシャルステージ)の総距離が100kmを超えるという特徴があります。
土曜日は午前中にレッキが行われ、前戦のRally Hokkaidoを圧勝した奴田原文雄選手/佐藤忠宜選手組も青空の下でペースノート作りなどを順調にこなしていきます。
そして競技は午後4時にセレモニアルスタート。
今回は2番のゼッケンをつける「ADVAN-PIAAランサー」ですが、SS1・神岡1(3.56km)を2分45秒4であがり、勝田範彦選手組に1.1秒差をつけるステージベストをマーク。
SS2は5.80kmの大谷1、ここも4分43秒4と連続ベストであがると、勢いは留まることなくリピートとなるSS3・神岡2(3.56km)も2分44秒9と3連続ベストを叩き出し、インプレッサ有利と言われる久万高原で群を抜く速さを見せつけます。
土曜日のDAY1最終となるSS4・大谷2(5.80km)こそ3番手となったものの、トータルで2番手に5.0秒差のラリーリーダーでこの日を終了。
明日のDAY2は6本のSSで競われ、その中には24.38kmの美川リバースと14.16kmの大川嶺というロングステージがそれぞれ2本含まれています。
さらに気になるのが空模様。今のところ残念ながら雨の確率が高く、しかも山は霧に包まれる可能性が考えられます。そうなると視界が効かない中での走りにはペースノートの完成度やコ・ドライバーの仕事ぶりにも注目が集まるところです。
■奴田原文雄選手コメント (DAY1終了時点)
「まずはトラブルもなく、順調に1日目を終えられました。1秒でもリードしているのは良いことですが、この5秒は明日もじわじわと効いてくるのではないかと思っています。
明日は四国カルストの雄大な自然の中を青空の下で走れれば嬉しいのですが、残念ながら予報では雨になってしまいそうです。
まだまだ気を抜けない難しい展開になりそうですが、二連勝に向けて明日も好走をお見せしたいと思っていますので、ぜひお近くの方は美川スキー場まで応援にお越しください!」
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久万高原ラリー 公式サイト >> http://www2.odn.ne.jp/mac/
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2010年6月12日