スノードライビングの練習を兼ねて、糠平湖氷上トライアルに行ってきました。
この大会は、地元上士幌町の観光協会や糠平温泉の方々の応援により、帯広スピリットカークラブが開催、今年で第31回目をむかえる、冬の北海道モータースポーツシーンでは欠かせない大会です。
道内はもとより、全国から有名選手が集まり、ハイスピードの氷上ドライビングを満喫しています。
北海道内では冬になると結氷した湖沼などでさかんに氷上レースが行なわれていました。しかし残念ながら、ここ数年はすっかりイベント数も減少、わずか数戦(片手で数えられる)ほどになってしまいました。
昨年、アメリカのパイクスピーク・ヒルクライムレースでコンビを組まさせてもらった、哀川翔さんも忙しいスケジュールの合間を縫って、スノートレーニングにやってきました。
翔さんとは昨年、この糠平湖氷上タイムトライアルでドライビングのアドバイスをさせて頂く間柄となり、それ以降、パイクス参戦やラリーの応援に来ていただいたりと、親しくお付き合いをさせてもらってます。
今回の糠平も、翔さん自らスノートレーニングをしたいと言い出したそうで、チーム(TEAM
SHOW)監督の神子さんも、その本気度合いには脱帽のようでした。
氷上の上ではスタッドタイヤ(ピン付のタイヤ)をラリーカーに装着して走行するのですが、クルマを動かすドライビングの基本を習得するには一番の練習になるんです。
翔さんのサイドシートには、ちょうど一年前のこの大会、そして昨年7月のパイクスと同乗してきていますが、そのドライビング技術の上達には目を見張るものがありますね。走る度に、ちょっとしたアドバイスをする度に、それを自分のものにしていくんです。
今回もハイスピード(フォード・フィエスタでも4速全開!)のコースを、きれいにゼロカウンターでドリフト姿勢を保ってコーナーリングしていました。
私もお借りしたランサー・エボリューション]のグループN仕様車で気持ちよく氷上を走行しましたよ。
数年前に参戦した、スウェディシュ・ラリーのイメージがよみがえってきて、楽しい一日でしたね。
ハイスピードに設定されたコースも主催者さんの熱意でしっかりと整備されていましたし、好天にも恵まれ(といっても早朝はマイナス19℃まで気温は下がってましたが・・・笑)、多くのギャラリーも足を運んでくれていました。
地元上士幌町、十勝帯広の皆さん、TEAM SHOW関係者の皆さん、スポンサーの皆さん、そして帯広スピリットカークラブの皆さん、ありがとうございました。
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