NUTAHARA.com [HOMEへ戻る]
TOPICS|トピックス PROFILE|プロフィール TEAM & Co-Driver|チーム&コ・ドライバー Report & Photo|レポート&フォト LINK|リンク BBS|掲示板 BLOG|ブログ
TOPICS|トピックス
【現地速報 : 全日本ラリー選手権 第5戦 DAY1-B】
昨日華やかに幕を開けた「Rally Hokkaido」。土曜日から競技は本格化、前夜の北愛国交流広場特設コースにおけるショートのギャラリーステージから、その舞台を林道などの本格的なロングステージへと移しました。

大勢のギャラリーが見守る昨夜のSS1で大差のステージベストをマークして幸先の良いスタートを切った奴田原文雄選手。

その勢いは衰えることなく、土曜日最初の陸別サーキットとその周辺を舞台としたSS2「RIKUBETSU 1(2.73km)」でも2番手に3.6秒差をつけて連続ステージベストを奪取。

さらに28.75kmのロングステージ・SS3「KUNNEYWA 1」でも14.6秒差をつけ、SS3終了時点で21.7秒差としてラリー・リーダーの座を着実に固めていきます。

SS4では2番手タイムとなったものの、再び多くのギャラリーが見守る陸別サーキットのリピートステージであるSS5「RIKUBETSU 2」で1.7秒差のステージベストを叩き出して、声援を贈るファンの期待に応えた走りを披露。

陸別サーキットでのサービスをはさんで競技はセクション3に入りますが、SS6「KUNNEIWA 2」では石田正史選手と同タイムとなりましたがステージベストを刻みます。
SS7からSS9までは大嶋治夫選手が激しい追い上げを展開しますが、そこはこれまでに築き上げた大量のマージンを背景にラリー・リーダーの座を堅守。

この日の締めくくりとなる北愛国特設コースでのSS10とSS11をともに制して、DAY1-B終了時点で2番手の大嶋選手に31.5秒差をつけて堂々の総合トップをキープしています。

今回のRally Hokkaidoは過酷な生き残り戦の様相を見せており、DAY1-Bを終えて戦列に残っている全日本選手権勢は奴田原選手を含めて16台。
三課台数は27台でしたから、既に主力選手を含めて11台が勝負の最前線から姿を消したことになります。

明日の日曜日は音更町のギャラリーステージ「Sinotcati」から戦いがスタート。本別町内の林道ステージなどを経て、夕方には北愛国の特設コースで最終となるSS18が行なわて勝負を決します。
引き続き、三連勝に向けて快走する奴田原選手組「ADVAN-PIAA ランサー」にご声援をよろしくお願いします!


■奴田原文雄コメント(DAY1-B終了後)
「今日は昨日の雨の影響も残っていて、非常に難しい路面でした。
ですが、トラブルやアクシデントもなくトップでDAY1-Bを終えられると言う、順調な展開に持ち込むことが出来ました。
もっとも、2番手の大嶋選手をはじめ、ライバルの追い上げも激しいものがあるので、気を緩めることは出来ません。
ギャラリーステージやリエゾンで応援してくれるファンの皆さんの期待にお応えできるように、明日も良い走りをお見せしたいと思います。」

【Rally Hokkaido・公式サイト >> http://www.rally-hokkaido.com/
2009年7月11日