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OUTLINE
 
2018年 全日本ラリー選手権 第3戦 「NISSIN Rally丹後 2018」
開催日程
2018年4月27日(金) 〜 29日(日)
開催場所
京都府・京丹後市 近郊
主   催
モータースポーツクラブシンフォニーオブ京都 (SYMPHONY)
大阪電気通信大学体育会自動車部 (OECU-AC)
競技内容
総走行距離 279.05km / SS(スペシャルステージ)数 12本 / SS総距離 80.68km / ターマック(舗装路)
天候/路面
LEG 1 : 晴れ/ドライ   LEG2 : 晴れ/ドライ
参加台数
50台 (オープンクラス含)
RESULT
総合成績 : 4位 / JN-6クラス成績 : 4位


SS1
9.30km
SS2
8.55km
SS3
4.90km
SS4
9.30km
SS5
8.55km
SS6
4.90km
LEG1
45.50km
(4) 6:57.1
(4) 6:46.0
(=1) 3:18.9
(3) 6:51.4
(4) 6:41.1
(2) 3:18.5
(4) 33:53.0

SS7
7.84km
SS8
9.39km
SS9
0.36km
SS10
7.84km
SS11
9.39km
SS12
0.36km
LEG2
35.18km
(4) 6:13.6
(4) 6:52.8
(1) 0:17.5
(4) 6:13.5
(4) 6:51.6
(=1) 0:17.5
(4) 26:46.5

Total
80.68km
(4) 1:00:39.5


カッコ内はステージタイム順位。
NUTAHARA'S REPORT COMMENT
2018年は全10戦のカレンダーとなっている全日本ラリー選手権、第2戦から第6戦までは3週に1戦が開催されるタイトスケジュールが続く。そのうち第4戦からはグラベル(非舗装路)ラリーが続く中盤戦となるのだが、その前に開催された第3戦は序盤のターマック(舗装路)ラリーを締めくくる位置づけの一戦となった。
 
第3戦の舞台は京都府。長く全日本ラリー開催地となってきたが、日吉ダムでの大会を懐かしくご記憶の方もいらっしゃるだろうか。その後に大会は丹後半島へと舞台を移したが、林道整備工事などの影響もあって2015年からは全日本開催が休止された。
 
この年から昨年までの3年間は福井県おおい町にホストタウンを移していたが、2018年になり林道のリフレッシュ工事も終了したことから再び丹後半島に全日本ラリー選手権が復活。地元企業のバックアップも受けて「NISSIN Rally丹後 2018」として、京丹後市をホストタウンに開催された。
 
2012年から2014年までホストタウンとなっていた京丹後市、ゴールデンウィーク前半の開催ということもあって大会は地元のみなさんに加えて観光で訪れた方々からも大いに注目を集めた。4月27日(金)の夕方には京丹後市役所庁舎前でセレモニアルスタートが華やかに開催され、市長や地元の子供たちらがフラッグを振りスターターをつとめてくれた。
 
前戦の唐津、開幕戦をスキップした奴田原文雄選手/佐藤忠宜選手組とっては2018年のオープニングとなる一戦だったが、初日は季節外れの雪が降る中でライバル勢を圧倒する速さを見せた。二日目には新井敏弘選手組とのバトルを制して、逆転で唐津初優勝を飾り、幸先よいシーズンインとなったことは既報の通り。
 
ゼッケン3をつけて臨んだ「NISSIN Rally丹後 2018」は、丹後半島を縦断する京都縦貫林道を主な戦いの舞台としており、沿道には天橋立を望むビュースポットも点在する風光明媚なステージだ。もっともクルーに景色を楽しむ余裕があるわけもなく、道幅や路面の舗装状態が目まぐるしく変化するステージもあるため、その攻略は決して容易なものではない。
 
28日(土)に競技は林道ステージでスタート、京都縦貫林道を北から南へと縦断する方向でレグ1は行われた。オープニングから果敢に攻めていく奴田原選手組であったが、今回は前戦とは逆に苦戦を強いられる展開に。
 
ヨコハマタイヤ勢ではトップに立つも、なかなか思うようにタイムが伸びずオープニングから2連続4番手という結果に。SS3「大内 1 (4.90km)」ではライバルと同秒のステージベスト、リピートとなるSS6「大内 2」では0.5秒という僅差のセカンドベストを刻んだが、初日を終えてトップから18.0秒遅れの4番手というポジションになった。
 
29日(日)のレグ2は、前日とは逆方向に南側から京都縦貫林道を北上する。さらに「大内」のステージは使わない一方、道の駅丹後王国にショートのギャラリーステージが設けられ、こちらは観戦無料とされた。
 
そのギャラリーステージは、「食のみやこ」を名称に冠しているように、こだわりの食材を使ったグルメが並ぶことで人気。西日本最大級という道の駅だが、ゴールデンウィークに入ったこともあり午前中の早い時間から駐車場は満車となる盛況ぶりを見せていた。
 
このため、多くの観光客もラリーの迫力ある走りを間近で楽しまれ、初めてモータースポーツに触れたという方も多かったであろうギャラリーステージ。ここで速さを見せたのが奴田原選手組、1本目で新井選手組を0.1秒おさえてステージベストを刻むと、2本目では新井選手組と全くの同秒でステージベストを分け合った。
 
これにより、丹後王国のステージにおけるタイム合計が最も早かったクルーに贈られる特別賞を奴田原選手組が獲得、競技結果としては惜しくも表彰台に一歩届かず4位となったが、大いに大会とギャラリーを盛り上げる存在となった。



■奴田原文雄選手コメント

「道の駅丹後王国のステージを2本ともにベストであがり、特別賞をいただきました。どんなことでも、1番になって誉めていただけるというのは嬉しいことですね(笑)。
全体的には前戦の唐津同様にマシンの動きも良かったのですが、今回はライバル勢の速さに届きませんでした。次からはグラベルラリーの5連戦となりますので、しっかり勝っていけるように全力を尽くします!!」


>> 詳しいレポートはYOKOHAMA MOTORSPORTS WEBSITEをご参照ください
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