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OUTLINE
 
2017年 全日本ラリー選手権 第9戦 「新城ラリー 2017」
開催日程
2017年11月3日(金) 〜 11月5日(日)
開催場所
愛知県・新城市 近郊
主   催
モンテカルロ・オート・スポーツ・クラブ (MASC)
競技内容
総走行距離 355.907km / SS(スペシャルステージ)数 14本 / SS総距離 87.400km / ターマック(舗装路)
天候/路面
DAY 1 : 晴れ/ドライ   DAY2 : 晴れ/ドライ
参加台数
69台 (オープンクラス含)
RESULT
総合成績 : 2位 / JN-6クラス成績 : 2位


SS1
7.305km
SS2
11.123km
SS3
0.760km
SS4
6.594km
SS5
7.305km
SS5
7.305km
SS6
11.123km
SS7
6.594km
SS8
0.760km
Day1
51.564km
(4) 6:29.8
(4) 9:41.4
(1) 0:35.3
(1) 3:43.5
(5) 6:30.9
(5) 6:30.9
(3) 9:33.2
(5) 3:46.1
(1) 0:33.7
(2) 40:53.9

SS9
0.760km
SS10
6.594km
SS11
10.564km
SS12
0.760km
SS13
10.564km
SS14
6.594km
Day2
35.836km
(2) 0:34.0
(5) 3:46.1
(4) 9:50.5
(1) 0:33.2
(1) 9:41.5
(2) 3:41.5
(1) 28:06.8

Total
87.400km
(2) 1:09:00.7


カッコ内はステージタイム順位。
NUTAHARA'S REPORT COMMENT
2月のウィンターラリーで開幕した2017年の全日本ラリー選手権は、北海道から九州までを転戦する全9戦カレンダーを順調に消化して愛知県での最終戦を迎えた。11月最初の週末、最終戦の舞台は昨年までと同じく新城市。横浜ゴムも工場を構えるこの地で、シリーズ屈指の観客動員を誇るビッグイベント「新城ラリー」が開催された。
 
今年も新城総合公園を主会場、鬼久保ふれあい広場をサテライト会場として、多彩なイベントもあわせて盛大に開催された「新城ラリー」。総合公園には新城市のブースと一緒に横浜ゴムの最新タイヤラインアップやADVANグッズ販売ブースも設けられたほか、ステージではADVAN FLEVAのイメージビデオでも音楽を担当しているMODEAによるミニライブが行われ、大勢の市民がラリー観戦とともに楽しんだ一日となった。
 
競技は11月4日(土)〜5日(日)に、14本のSS(スペシャルステージ)合計距離87.400kmで競われた。新城ラリーの名物ともいえる雁峰(がんぽう)林道や本宮山スカイラインを使ったステージが設定され、さらに二日間で5万4千人が見守った総合公園のショートステージも大いに盛り上がった。
 
新城と言えばアベレージスピードが低くタイトコーナーが連続する雁峰林道のイメージも強いが、一方で本宮山スカイラインを使う「鬼久保」はハイスピードなパワーステージ。ちなみに奴田原文雄選手/佐藤忠宜選手組のステージにおける平均速度を計算すると、SS2「雁峰北 1」が68.9km/hであるのに対して、SS4「鬼久保 1」は105.7km/hと、両ステージのキャラクターが大きく異なることがお分かりいただけるだろう。
 
大会はレッキなどを終えた2日(金)の夕方に、新城文化会館で行われたセレモニアルスタートで華々しく幕を開けた。多くの市民が詰めかけた中、リバース順に一台ずつ選手紹介を受けた各車が市民の声援を背に受けてスタート。奴田原選手/佐藤選手組も最後までスタート会場に残ってくれた熱心な市民やファンから、熱い声援を受けて戦いをスタートさせた。
 
週末を通じて好天に恵まれた新城市、Day1はSS3「新城総合公園 Rev.1」で奴田原選手組は初のステージベストを奪い、大勢の観客の期待に応える走りを披露。続くSS4「鬼久保 1」も連続ベスト、2番手のポジションでトップのライバルに食らいついていく。
 
その後、林道ステージではやや我慢の走りも強いられたが、一日を締めくくるSS8「新城総合公園 Rev.2」で再びベストを奪い、力走を見せた。
 
Day2のオープニングはここまでベストを独占している総合公園のステージ、3回目は惜しくも僅差でセカンドベストとなったが、4回目のSS12ではベストを奪い返して4回中3回のステージベストを記録。また、林道でもSS13「長篠設楽原 2」でベストを叩き出して、2番手のポジションをガッチリとキープ。2日目はデイのトップで満点ポイントも獲得、惜しくも優勝には届かなかったが2位でフィニッシュして一年の戦いを締めくくった。
 

 
11月24日(金)、東京都内のホテルでJAF(日本自動車連盟)がモータースポーツ表彰式を開催。
 
全日本ラリー選手権の最高峰、JN6クラスを戦った奴田原文雄選手は選手権のドライバー部門、佐藤忠宜選手は同・ナビゲーター(コ・ドライバー)部門でそれぞれシリーズ3位の成績をおさめ表彰を受けた。
 
 
■奴田原文雄選手コメント
「シーズンを振り返ると、洞爺とRALLY HOKKAIDOというグラベル(非舗装路)ラリーを2戦ともに落としたことが最後まで影響しました。ポイント係数も高いグラベルラリーでリタイアを喫したことは大きな反省点であり、来年に向けてこの課題にはしっかり取り組んでいきたいと思います。
2017年も参戦をサポートしていただいた企業のみなさま、常に応援してくださったファンのみなさま、そしていつも万全の体制で戦う環境を構築してくれたチームに感謝しています。一年間、ありがとうございました」
 
 
>> 詳しいレポートはYOKOHAMA MOTORSPORTS WEBSITEをご参照ください
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