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2017年 全日本ラリー選手権 第4戦 「若狭ラリー 2017」
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開催日程
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2017年5月19日(金) 〜 21日(日)
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開催場所
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福井県・おおい町 近郊
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主 催
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モータースポーツクラブシンフォニーオブ京都 (SYMPHONY)
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競技内容
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総走行距離 451.54km / SS(スペシャルステージ)数 14本 / SS総距離 81.70km / ターマック(舗装路)
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天候/路面
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DAY 1 : 晴れ/ドライ DAY2 : 晴れ/ドライ
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参加台数
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51台 (オープンクラス含)
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総合成績 : 3位 / JN-6クラス成績 : 3位
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SS1
9.40km
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SS2
10.03km
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SS3
9.40km
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SS4
10.03km
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SS5
1.03km
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SS6
9.40km
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SS7
4.02km
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SS8
1.03km
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DAY1
54.34km
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(5) 7:47.7
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(=3) 8:27.1
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(3) 7:41.1
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(3) 8:23.5
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(3) 0:50.3
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(3) 7:39.2
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(4) 3:17.7
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(3) 0:49.7
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(3) 44:56.3 |
SS9
8.63km
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SS10
4.02km
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SS11
1.03km
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SS12
8.63km
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SS13
4.02km
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SS14
1.03km
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DAY2
27.36km
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(3) 7:03.1
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(3) 3:11.5
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(1) 0:47.8
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(3) 7:00.8
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(3) 3:11.8
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(=1) 0:48.0
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(3) 22:03.0 |
Total
81.70km |
(3) 1:06:59.3 |
カッコ内はステージタイム順位。
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福井県おおい町をホストタウンとするシリーズ第4戦の「若狭ラリー 2017」が、5月19日から21日にかけて開催された。当地がホストタウンとなって3年目を数える大会は変化に富んだSS(スペシャルステージ)が用意され、大会のキャッチコピーにもあるように日本海側の“若狭路を駆ける”一戦。初年度に設けれたハイスピードな観光有料道路を使ってのSSこそ姿を消したものの、昨年からは県境を超えて京都府北部の南丹市美山地区もフィールドに加えられている。
SSは全てがターマック(舗装路)で構成され、二日間で14本、合計距離81.70kmで競われる。サービスパークは海沿いのリゾートホテル「うみんぴあ大飯」の駐車場となり、おおい町総合運動公園にはラリーパークが設けられて各社の出展で賑わいを見せた。また、この公園内を使うステージ「PlayPark
(1.03km)」はギャラリーステージとされ、土日に各2本ずつ走行する。
このほかのステージは昨年同様で、舞鶴若狭自動車道の脇を走る「Sekiya (4.02km)」は三次元的でチャレンジングなステージとなり、土曜日に1回、日曜日に2回を走行。県境を超える五波峠を走る「Gonami
(10.03km)」は大会最長のステージで、こちらは土曜日に2回を走行する。そして「ふるさと林道」を走るステージは土曜日に「Furusato
(9.40km)として3回を走行した上で、日曜日は逆方向の「Furusato Reverse (8.63km)」として2回を走行。
この「Furusato」は順走方向の場合、標高約100mの地点からスタートしてほぼ中間となる4.2km付近の標高380m地点までを駆け上がる。ここから約2kmは標高235mまで下り、再び1.2kmほどで標高340mまで登り、最後はフィニッシュまで下るというアップダウンのあるステージ。順走の序盤はテクニカルな要素も強く、リバースではフィニッシュ手前がテクニカルな下りということで、ここもチャレンジングなステージであると言える。
大会は19日(金)の夕方に、おおい町総合運動公園でのセレモニアルスタートで幕開け。前戦を終えてシリーズランキングリーダーとなった奴田原文雄選手/佐藤忠宜選手組の「ADVAN-PIAA
ランサー」は、ランキングトップの証であるゼッケン1をつけて先頭車両として声援を受けてスタートを切った。
ラリーウィークを通じて好天に恵まれた若狭地方は、金曜から日曜まで連日最高気温が30℃近くにまで上昇して夏を思わせる暑さとなった。そんな中で土曜日のDay1は8本のSSで競われるが、奴田原選手組は我慢の走りを強いられる。先行する2台のライバル勢が速さを見せ、SS2からSS6まで奴田原選手組も連続サードベストをマークするも差は徐々に開いてしまっていく。
初日の8本、54.34kmを走り終えたDay1は3番手となり、デイポイント1点を獲得したもののトップとの差は31.4秒と大きい。2番手との差も26.1秒、Day2のSS合計距離は27.36kmであるため、まずはしっかりと表彰台圏内を守ることが2日目のテーマとなった。
前日に続いて、雲ひとつない青空の下で迎えた日曜日のDay2。オープニングから3連続サードベストで表彰台圏内をしっかりキープした奴田原選手組は、多くの町民も観戦に足を運んでくれたギャラリーステージ、SS11「PlayPark
3」で待望の本大会初ステージベストをマーク。先行する2台もトップ争いでフルアタックの応酬を見せる中、奴田原選手組もギャラリーに存在感を見せた。
その後、2本の林道SSで再び連続サードベストをマークして、いよいよ迎えた最終ステージ。再び多くのギャラリーが見守るSS14「PlayPark
4」、ここで奴田原選手組は新井敏弘選手組と全くの同秒で2回目のステージベストを叩き出した。
SS14をフィニッシュした奴田原選手組は、そのままセレモニアルフィニッシュ。表彰台の一角を占めた奴田原選手組はDay2も3番手としてデイポイントも累積、これにより僅差ではあるがシリーズランキングリーダーの座を守り抜いて次戦・モントレー
in 嬬恋に臨むこととなった。
■奴田原文雄選手コメント
「今回は、先行した2台が速かったですね。なかなかそこに割って入ることが出来ずに厳しい戦いとなってしまいましたが、しっかりフィニッシュまで運んだ結果としてランキングのトップは堅守することが出来ました。
2週間のインターバルをはさんでカレンダーが進んでいくスケジュールとなっていますが、次は群馬県での『モントレー2017 in 嬬恋』です。この大会は気温が高くなることもある一方で、雨になるとかなりタフな戦いとなりますので、いずれの状況になってもチーム一丸となって全力を尽くしていきます」
【>> 詳しいレポートはYOKOHAMA MOTORSPORTS WEBSITEをご参照ください】
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