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OUTLINE
 
2016年 全日本ラリー選手権 第1戦 「ツール・ド・九州 2016 in 唐津」
開催日程
2016年4月8日(金) 〜 10日(日)
開催場所
佐賀県・唐津市 近郊
主   催
グラベルモータースポーツクラブ
競技内容
総走行距離 323.12km / SS(スペシャルステージ)数 14本 / SS総距離 69.23km / ターマック(舗装路面)
天候/路面
DAY 1 : 晴れ / ドライ   DAY 2 : 晴れ / ドライ
参加台数
50台
RESULT
総合成績 : 4位 / JN-6クラス成績 : 4位

SS1
10.00km
SS2
4.30km
SS3
3.03km
SS4
10.00km
SS5
4.30km
SS6
3.03km
SS7
4.30km
SS8
3.03km
Day1
41.99km
(2) 8:33.4
(3) 3:24.5
(2) 2:21.8
(4) 8:29.3
(4) 3:23.0
(3) 2:19.8
(4) 3:23.1
(4) 2:21.0
(4) 34:15.9

SS9
9.36km
SS10
3.83km
SS11
0.43km
SS12
0.43km
SS13
9.36km
SS14
3.83km
Day2
27.24km
(4) 8:14.4
(3) 3:57.0
(4) 0:24.6
(4) 0:24.2
(4) 8:12.7
(3) 3:56.4
(3) 25:09.3

Total
69.23km
(4) 59:25.2


カッコ内はステージタイム順位。
NUTAHARA'S REPORT COMMENT
長いようで短いオフシーズンも終わり、日本列島を桜前線が駆け抜け始めると2016年のモータースポーツもシーズンイン。全日本ラリー選手権は今年も九州、佐賀県唐津市をホストタウンとして開催される「ツール・ド・九州 2016 in 唐津」で幕を開けた。この大会が全日本のカレンダーに加わって11年目。一貫してシリーズ開幕の舞台として設定されてきており、全国のラリーファンはもちろんのこと、唐津市民にとってもお馴染みのイベントとして定着している。

今年もJN6からJN1まで、6つのクラスが昨年同様に設定される全日本ラリー選手権。ただしクラス区分の条件は変更となっており、JN6でいえばターボ係数を含めたエンジン排気量基準は変わらないものの、駆動方式が4輪駆動限定とされたことで、これまで以上に“ランサー・エボリューション vs WRX STI”の構図が色濃くなった。

さらに大きな変更点となるのが、タイヤに関する規定である。ターマック(舗装路)ラリーではこれまで、俗に“Sタイヤ”と呼ばれるものがメインで使われてきた。ヨコハマタイヤでいえばADVAN A050がこれにあたる。
 
しかし、今年からは規則により「接地面に1周する連続した複数の縦溝を有し、縦溝はスリップサインが出るまで維持されていること」と定められた。このため開幕戦ではADVAN NEOVA AD08Rを装着して臨む運びとなった。

アイテナリーは土曜日のDay1で大会最長となる「三方 (10.00km)」を2回、さらに「林の上 (4.30km)」と「黒木平 (3.03km)」を3回ずつ走行。日曜日のDay2では「陣の山 (9.36km)」と「白木々場 (3.83km)」、そしてサービスパークの近くに設けられたギャラリーステージの「SSS 野崎さとる2000GT」を各2回ずつ走行する。SS(スペシャルステージ)は全部で14本、合計距離は69.23kmという設定だ。林道ステージはお馴染みのところが多いが、例えば三方は名称こそ変わらないもののジャンクション間のつなぎ方や走行方向が昨年とは異なり、変化もある内容となっている。

4月9日(土)、唐津神社で恒例の全選手が参加しての安全祈願、そして沿道で多くの市民が声援をおくるセレモニアルスタートで大会は幕を開ける。今年も佐藤忠宜選手とのコンビで「ADVAN-PIAA ランサー」を駆る奴田原文雄選手はゼッケン3、坂井俊之唐津市長のフラッグを合図に戦いをスタートした。

桜前線は既に唐津を通過し、沿道には葉桜が残る唐津。気持ちよい青空の下でスタートを迎えたが、その2日前の木曜日には台風並みの暴風雨が唐津を襲った。このため、土曜日に予定されていた林道ギャラリーステージはアクセス路に倒木などの障害が発生したため観客の入場はキャンセルされてしまったのだが、路面は乾いているものの落ち葉や枝などで汚れている状態だった。

まずは注目のオープニングステージ「三方 1」。この開幕に合わせてライバル勢は新しいタイヤを投入しており、ラリーに先立って開催されたジムカーナやワンメイクレースで高いパフォーマンスを見せていた。ゆえに厳しい戦いが予想されていたのだが、「三方 1」で奴田原選手組はセカンドベストをマーク。

その後、1ループ目はSS2をサードベスト、SS3をセカンドベストとして健闘したが、2ループ目に入って路面が掃けてくるとライバル勢がタイムアップ。Day1を4番手で終え、明けて日曜日のDay2でも2回のサードベストでライバル勢に食い込んだが、残念ながらポジションアップには至らず。しかし表彰台には届かなかったものの4位フィニッシュで、シリーズを争う上では重要なポイント獲得をしっかりなし遂げた開幕戦となった。



■奴田原文雄選手コメント

「今年からタイヤの規定が変わったことで、開幕戦はADVAN NEOVA AD08Rを装着しました。タイヤにあわせて足のセットアップなどを煮詰め、そのほかの部分でもチームがマシンをしっかり進化させてくれたので、厳しい状況ではありましたがタイムを残していくことが出来ました。
まだシリーズは幕を開けたばかりですし、同じターマックでも次の久万高原はSS合計距離が長くポイント係数も大きく設定されているので、しっかり挽回していきたいと思います」


>> 詳しいレポートはYOKOHAMA MOTORSPORTS WEBSITEをご参照ください
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