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OUTLINE
 
2012年 全日本ラリー選手権 第9戦 「新城ラリー 2012」
開催日程
2012年11月3日(土) 〜 11月4日(日)
開催場所
愛知県・新城市 近郊
主   催
モンテカルロ・オート・スポーツ・クラブ(MASC)
競技内容
総走行距離 246.24km / SS(スペシャルステージ)数 11本 / SS総距離 73.00km / ターマック(舗装路面)
天候/路面
DAY 1 : 晴れ / ドライ   DAY 2 : 晴れ / ドライ
参加台数
48台 (全日本選手権)
RESULT
総合成績 : リタイア / JN-4クラス成績 : リタイア (Leg1 : 3位、Leg2 : リタイア)

SS1
12.83km
SS2
5.90km
SS3
4.23km
SS4
21.90km
SS5
4.23km
(6) 11:07.7
(3) 4:06.4
(1) 3:28.8
(3) 17:25.7
(1) 3:29.2

SS6
7.26km
SS7
4.52km
SS8
2.48km
SS9
7.26km
SS10
4.52km
SS11
2.48km
TOTAL
(3) 6:52.4
(1) 2:13.5
(1) 2:01.0
(10) 7:00.1
(-) -
(-) -
Retire

カッコ内はステージタイム順位。
NUTAHARA'S REPORT COMMENT
全9戦で競われれてきた2012年の全日本ラリー選手権も、いよいよ大詰めを迎えました。最終戦は昨年同様に、愛知県の新城市を舞台として開催される「新城ラリー 2012」。2007年に全日本選手権として初めて開催され今年で6年目となりますが、内閣府の認定事業として新城市DOS再生プランという地域起こしイベントとしても位置づけられており、多彩な付帯イベントの実施などで大勢の市民がギャラリーとして足を運ぶことでも盛り上がりを見せています。

また、新城市には横浜ゴムが新城工場と新城南工場、ふたつの生産拠点を構えており、乗用車や小型トラックのタイヤを生産しています。つまり、ADVANカラーをまとうマシンで戦う奴田原文雄選手/佐藤忠宜選手にとっては“第二の故郷”とも言えるわけで、チャンピオン争いの最終決戦に臨むうえで大いに士気も高まるところです。

ところで新城ラリーの名物ステージと言えば、「雁峰(がんぽう)林道」。市街地の北部を走るこの林道は、道が一年を通じて木々に覆われて大半が日陰となっていることから、路面の一部は苔むしてスリッピーなコンディション。さらに道幅は狭く、大小のコーナーが連続してクルーは一息つく間もありません。
今年の新城ラリーはこの雁峰林道をこれまで以上に多く使う設定となり、12.83kmの「雁峰北」、4.45kmの「雁峰中」、両ステージを通しで使う19.66kmの「雁峰北中」、さらに7.51kmの「雁峰西」と、まさに“雁峰づくし”といった様相。
これにギャラリーステージとしてお馴染みの4.23km「ほうらいせん・リバース」と2.48kmの「ほうらいせん・ショート」、道幅の広い3.81kmの「作手」といったステージで構成されています。

週末を通じて好天に恵まれた新城ラリー、Day1のオープニングは12.83kmのSS1「雁峰北」。ここを奴田原選手組は6番手であがりますが、トップとのタイム差は11.4秒とやや大きめのビハインドを背負ってしまいます。続くSS2「雁峰中」は3番手、しかしこのラリー最初のギャラリーステージとなるSS3「ほうらいせん逆走1」では2番手に1.7秒差をつけて、このラリー初のステージベストを奪います。

サービスをはさんで競技はセクション2へと進行。その皮切りは19.66kmと大会最長のステージとなる「雁峰北中」、厳しい戦いを強いられながらも3番手であがってトップ争いの一角をしっかりとキープ。
そしてDay1の締めくくりは再びギャラリーステージの「ほうらいせん逆走2」、ここで再び2番手に2.2秒差のステージベストを叩き出して、Day1を3番手であがりました。

一夜明けた日曜日のDay2。オープニングは7.51kmのSS6「雁峰西」、前日のオープニングステージスタートは1号車が10時45分でしたが、Day2は早朝からの競技開始となるため、SS6の1号車スタートは8時15分。当然、まだ気温・路面温度ともに低い状態ですが、そんな中でADVAN A050が威力を発揮して3番手のタイムをマーク。トップとの差は1.7秒、前日の雁峰北と比べて、そのタイム差が縮まっていることから、ポジションアップが大いに期待される展開となりました。

そんな期待に応えて、本宮山スカイラインを使った幅広の高速ステージのSS7「作手1 (3.81km)」はステージベストをマーク、大西康弘選手/市野諮選手組がセカンドベストで続き、TUSK勢が速さを見せていきます。さらにDay2最初のギャラリーステージとなるSS8「ほうらいせんショート1 (2.48km)」でも連続ステージベストを叩き出し、まずは2番手を走る石田正史選手組が射程圏内に入ってきました。

20分サービスを受けて、いよいよ残すステージは3本。
2番手奪取に期待が高まりましたが、SS9「雁峰西2 (7.51km)」でまさかのターボトラブルに見舞われてスローダウン。ステージはフィニッシュしたものの、それ以上の走行を断念せざるを得ない状況となってしまい、残念ながらリタイアとなりました。



■奴田原文雄選手 コメント

「チャンピオン争いを最終戦に持ち越させて面白い展開に持っていけたのですが、残念ながら最終戦で今シーズン初のリタイアを喫する結果になってしまいました。

今シーズンは追い風がこちらに吹く大会があったり、トラブルが出て逆風になってしまう大会があったりと色々でしたが、最終的には私たちに足りないものが何かあったのでしょう、チャンピオンに一歩届かない結果となってしまいました。

一年間、ご支援いただいたスポンサー各位、そして応援してくださったファンのみなさん、ありがとうございました」


>> 詳しいレポートはADVAN MOTORSPORTS WEBSITEをご参照ください
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