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OUTLINE
 
2012年 全日本ラリー選手権 第6戦 「丹後半島ラリー 2012」
開催日程
2012年8月27日(金) 〜 8月29日(日)
開催場所
京都府・京丹後市 近郊
主   催
大阪電気通信大学体育会自動車部 (OECU-AC) / モータースポーツクラブシンフォニー京都 (SYMPHONY)
競技内容
総走行距離 389.77km / SS(スペシャルステージ)数 13本 / SS総距離 78.90km / ターマック(舗装路面)
天候/路面
DAY 1 : 晴れ / ドライ   DAY 2 : 晴れ / ドライ
参加台数
36台 (全日本選手権)
RESULT
総合成績 : 2位 / JN-4クラス成績 : 2位 (Day1 : 1位、Day2 : 2位)

SS1
3.92km
SS2
9.12km
SS3
3.94km
SS4
3.92km
SS5
9.12km
SS6
3.94km
SS7
3.92km
SS8
9.12km
(1) 2:44.5
(2) 6:48.9
(2) 2:54.4
(1) 2:43.7
(1) 6:44.0
(2) 2:52.3
(1) 2:42.8
(2) 6:41.8

SS9
9.12km
SS10
4.86km
SS11
3.94km
SS12
9.12km
SS13
4.86km
TOTAL
(1) 6:38.2
(3) 3:21.3
(2) 2:52.4
(1) 6:38.1
(2) 3:18.0
0:57:00.4

カッコ内はステージタイム順位。
NUTAHARA'S REPORT COMMENT
サービスパークで聞こえる言葉の大半は、「暑いねぇ」というつぶやき。前戦のモントレーも猛暑の中での戦いとなりましたが、続く第6戦「丹後半島ラリー2012」も、厳しい残暑の中での一戦となりました。

京都府に全日本ラリー選手権が帰って来たのは2009年以来のこと。大会名称も「丹後半島ラリー」と改め、その名の通り半島のほぼ中央を縦断する林道を使い、リエゾンルートでは日本三景のひとつに数えられている天橋立の前も通る設定となっています。
そしてなにより特徴的なのが、そのステージ。4本の林道を走りますが、大半は二車線の幅広な道で、まるで県道や国道を走っているかのような雰囲気です。しかし、一見ハイスピードに見えるものの、実際にはテクニカル要素も強く、かつ道幅の狭い区間やつづら折りのステージもあり、変化に富んだラリーだと言えるでしょう。

さて、大会は8月27日(金)の18時から京丹後市役所前で行われたセレモニアルスタートで開幕。暑さも落ち着いてきた時間帯、夕涼みを兼ねてでしょうか、多くの近隣住民の皆さんも足を運んでくださり、たくさんの声援に見送られながらのスタートとなりました。

一夜明けた28日(土)のDay1、朝から好天に恵まれて容赦なく日差しが照りつけてきます。もちろんラリーマシンにはエアコンがありませんし、ADVANカラー車はルーフなどに黒い面積が多いので、車内は皆さんが想像している以上の暑さに包まれます。ゆえに、この暑さに対してコ・ドライバーの佐藤忠宜選手は、搭載しているコンピューターの冷却に工夫を凝らした暑さ対策も施しています。

しかし、この暑さは味方にもなってくれるもの。
朝一番のSS1「太鼓山線 (3.92km)」でステージベストを記録して幸先よいスタートを切ると、SS2「角突山線 (9.12km)」、SS3「奥寄線 (3.94km)」も僅差のセカンドベストで続いて、コンマ秒差の熾烈なトップ争いを演じていきます。

初日は全8本のSS(スペシャルステージ)が設けられ、セクション2は再び3本のSSをリピートする」設定に。時間的にはお昼を過ぎて一日で最も暑さの厳しいタイミングとなりますが、ここで抜群のポテンシャルを発揮したのが、足元で走りを支えるADVAN A050。気温の上昇は当然のごとく路面温度の上昇にもつながり、サービスパークでの計測によると50度にも達していたとのこと。
そんな中、SS4「太鼓山線」で2回目のベストを奪うと、続くSS5「角突山線」のステージベストでトップの座を奪還。

セクション3に入ってもSS7「太鼓山線」で、このステージ3回目のベストを叩き出して、今シーズン初めてDay1をトップで折り返すことに成功。貴重なデイポイントも獲得しましたが。

そして最終決着の舞台となる29日(日)のDay2。
注目を集めたのは朝一番のステージ、SS9「角突山線」は僅差の争いとなりましたが、ライバルを0.1秒制してステージベストを奪取。これで2番手との差は2.2秒に拡大、しかし続くSS10のスタートでクラッチのフィーリングが悪化して出遅れを喫してしまうまさかの展開に。この大会で初めて走る「大内山線 (4.86km)」でトップから2.4秒遅れて総合順位でも0.2秒差の2番手と、追う立場に転じてしまった奴田原選手組。

トラブルを抱えたまま、ややインプレッサ向きと言えるテクニカル要素の強い終盤のステージに臨みましたが、粘りの走りで2番手をキープしてフィニッシュ。惜しくも優勝には一歩届きませんでしたが、しっかりポイントを獲得して次の「Rally Hokkaido」に臨みます。


■奴田原文雄選手 コメント

「初日は猛暑の中でADVAN A050の持つ対応温度域の広さという武器を活かして戦うことができました。路面温度は50度に達したそうですが、そんな中で使った本数も6本に留めて、4本をDay2に残すという戦略も実現出来ましたし、なによりトップでDay1を折り返したことからも、ポテンシャルの高さは明らかでしょう。

しかし、残念ながらDay2は思ったほど暑くならずに、強みを活かすところまでいきませんでした。さらにマイナートラブルもあったりで残念な結果になってはしまったのですが、ターマック戦で最後までトップ争いを真っ向勝負で演じられたことは、大きなマシンの進歩だと思っています。

次はポイント係数も大きく、シリーズ争いでも重要な位置づけとなるRally Hokkaido。ここをしっかり勝って終盤のターマック2連戦につなげることが出来るように、チーム一丸となって頑張ります!」


>> 詳しいレポートはADVAN MOTORSPORTS WEBSITEをご参照ください
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