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OUTLINE
 
2012年 全日本ラリー選手権 第3戦 「がんばろう!福島 MSCCラリー 2012」
開催日程
2012年6月1日(金) 〜 3日(日)
開催場所
福島県・棚倉町 近郊
主   催
マツダ・スポーツ・カー・クラブ (MSCC)
競技内容
総走行距離 441.57km / SS(スペシャルステージ)数 16本 / SS総距離 63.43km / グラベル(非舗装路面)
天候/路面
DAY 1 : 晴れ のち 雨 / ドライ   DAY 2 : 晴れ 時々 曇り / ドライ
参加台数
54台
RESULT
総合成績 : 3位 / JN-4クラス成績 : 3位 (Day1 : 3位、Day2 : 4位)

SS1
7.94km
SS2
1.21km
SS3
7.94km
SS4
1.21km
SS5
7.94km
SS6
1.21km
SS7
1.21km
SS8
7.94km
SS9
1.21km
(2) 6:19.6
(3) 8:42.5
(3) 6:13.2
(3) 8:35.8
(1) 0:29.6
(3) 3:59.6
(4) 0:29.9
(6) 3:59.6
(5) 0:30.1

SS10
9.06km
SS11
5.34km
SS12
1.21km
SS13
9.06km
SS14
5.34km
SS15
1.21km
SS16
1.21km
TOTAL
(4) 1:57.2
(4) 4:29.8
(4) 2:15.3
(3) 1:54.3
(4) 4:24.5
(4) 2:12.7
(2) 1:52.4
0:59:06.1

カッコ内はステージタイム順位。
トータルタイムは、ペナルティの40秒を加算した値。
NUTAHARA'S REPORT COMMENT
全9戦のカレンダーが組まれている2012年の全日本ラリー選手権。第3戦は舞台を東北に移し、福島県で「がんばろう!福島 MSCCラリー2012」が開催されました。

昨年3月11日に発生した東日本大震災から1年を経過し、復興に向けて一歩ずつ前進している福島県。今回も棚倉町をホストタウンに、古殿町、鮫川村、そして浜通りのいわき市と、4つの市町村にまたがるスケールで開催されました。特にいわき市については、新しい林道もSS(スペシャルステージ)に加わり、地元コミュニティFMも大会をバックアップするなど、熱烈な歓迎をしていただけました。

レッキが行われた29日(金)は雨模様の一日。しかし、天気予報通りに夜のうちに雨はあがり、Day1が行われる30日(土)は朝から眩しい太陽が照らす絶好のラリー日和となりました。競技は午前7時ちょうどに1号車がスタート。ゼッケン2番の奴田原文雄選手/佐藤忠宜選手が続き、まずは棚倉から東へと移動して、いわき市の林道ステージ2本を2回ずつ走行します。

6.18kmの「NagakusaKayayama」、8.50kmの「Tsuruishiyama」というステージですが、中でもTsuruishiyamaはどちらかというとランサーが苦手とするタイプの道で、残念ながらインプレッサ勢の先行を許す展開に。
それでもしっかりと食らいついていき、棚倉に戻って迎えたギャラリーステージのSS5「RenaissanceT(0.50km)」では、ステージベストをマークしてファンの期待に応えます。

しかし、午後のセクション2をこなしていき、Day1の締めくくりとなるSS8のタイムコントロールで、まさかのトラブルが襲いかかってきました。エンジンが始動しなくなり、奴田原選手は佐藤選手とともに、原因と見られた箇所を確認し、なんとか再始動させることに成功。しかし、遅着となってしまい40秒のペナルティが加算されてしまいます。
ただ、それまでに後続に対して築いていたマージンは大きく、Day1を終えてのポジションはペナルティを加算されても3番手をキープ。貴重なデイポイントも獲得して、翌日の戦いに臨みます。

サービスではメカニック陣が応急のトラブルシューティングを施してくれ、Day2の朝は何の問題もなく4B11型エンジンは目覚めました。
Day2に用意されたSSは6本、その合計距離は23.97km。そして、Day1を終えた時点でのタイムは2番手との差が1分00秒5と大きかったことから、Day2は次戦以降に向けたテストを兼ねてポジションキープで走りきる作戦に。

我慢の戦いという色合いも濃い展開になってしまいましたが、最後までしっかりと走りきった奴田原選手組は3位でフィニッシュ、ポイント係数の高いグラベルラリーでポイントを取りこぼすことなく、シーズン中盤戦につながる戦いぶりとなりました。


■奴田原文雄選手コメント

「苦しい戦いとなってしまいましたが、ペナルティを加算されても3位でフィニッシュできたことは、逆に言えばラッキーな結果であったとも思います。今年に入ってインプレッサ勢の進化が著しく、ランサーについても今一度ポテンシャルのアップを図ることが急務であることは、私はもちろんチームの全員が同じ認識を共有しているところです。

残念ながら優勝争いからは離れる展開となってしまいましたが、そんな中でも特に2日目は次戦の洞爺を見据えたテスト的な要素も含めて走り、課題の洗い出しもすることが出来ました。

全9戦のシーズンは、3戦を終えて序盤戦が終了したばかりです。次からは中盤戦に入りますが、まずはそのスタートとなる次の洞爺をしっかり勝って、タイトル争いに踏みとどまって行けるように頑張ります」


>> 詳しいレポートはADVAN MOTORSPORTS WEBSITEをご参照ください
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