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2010年 WRC(FIA世界ラリー選手権) 第10戦 「Rally JAPAN」 |
開催日程 |
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2010年9月9日(木) 〜 12日(日) |
開催場所 |
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北海道・札幌市 近郊 |
主 催 |
: |
AG・MSC北海道 |
競技内容 |
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総走行距離 1220.43km / SS(スペシャルステージ)数 26本 / SS総距離 303.54km
/ グラベル(非舗装路面) |
天候/路面 |
: |
晴れ / ドライ (DAY1 〜 DAY3) |
参加台数 |
: |
70台 |
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総合成績 : 23位 / A/6クラス成績 : 1位 |
SS1
1.57km |
SS2
1.57km |
1'38.7 (32) |
1'35.6 (25) |
SS3
26.92km |
SS4
27.76km |
SS5
3.55km |
SS6
26.92km |
SS7
27.76km |
SS8
3.5km |
SS9
1.57km |
SS10
1.57km |
19'54.0 (25) |
17'58.4 (15) |
2'26.9 (31) |
20'32.9 (29) |
20'56.1 (32) |
2'39.2 (30) |
1'36.9 (30) |
1'37.6 (36) |
SS11
17.68km |
SS12
33.76km |
SS13
9.55km |
SS14
17.68km |
SS15
33.76km |
SS16
9.55km |
SS17
1.57km |
SS18
1.57km |
12'09.0 (27) |
25'04.7 (26) |
7'09.3 (32) |
12'23.7 (30) |
25'42.4 (29) |
7'06.6 (27) |
1'36.5 (29) |
1'35.1 (25) |
SS19
4.71km
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SS20
17.86km
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SS21
3.70km
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SS22
4.71km |
SS23
17.86km |
SS24
3.70km |
SS25
1.57km |
SS26
1.57km |
TOTAL
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3'04.1 (27) |
17'36.4 (34) |
3'09.7 (35) |
3'10.6 (35) |
17'56.0 (33) |
3'02.6 (30) |
1'45.0 (46) |
2'03.1 (54) |
3:55'31.1 |
※各ステージタイム標記の後ろにあるカッコ内の数字は総合のステージタイム順位。 |
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今回はTEAM SHOWからの参戦、マシンも日本初登場のフォード・フィエスタR2ということで、とても話題を呼んだRally
JAPAN出場になりました。
マシンが日本にやって来たのはお盆前、時間的にタイトで「本当に間に合うのかな?」という心配をしたこともありました。チェコのIRCから帰国して、マシンを製作している札幌の三共自動車整備さんに見に行ったら、まだロールケージが装着されただけの状態。
ラリーウィークに入ってからも、ギリギリまで残っていた色々な仕上げ作業をやっていましたし、スタート直前までバタバタしていた面もありましたが、メカニックさんが頑張ってくれたお蔭で無事にスタートすることが出来ました。
SS1の札幌ドームが事実上のシェイクダウンでしたが、走ってみたらきちんと動いて、不安が徐々に払拭されていきました。金曜日に林道ステージを走って、フィエスタR2はアベレージが高いグラベルステージでもしっかり戦える実力の持ち主であることを確認しました。
同時に、とても乗りやすいクルマだということも印象深かったです。特に中高速コーナーの走破性・操縦性が高いですね。
FF(前輪駆動)での実戦出場はミラージュ以来で十数年ぶり。ちょっと走らせたらFFの走らせ方を思い出して順調に走れましたね。実際、4WDもFFもクルマを動かす基本の部分に大きな違いはありませんから、駆動方式について言えばそれほどの違和感はありませんでした。
左ハンドルという点についても、事前に一カ月くらい左ハンドルのマニュアル車をお借りして身体を慣らしていましたし、チェコのIRCにも左ハンドル車で参戦したので、Rally
JAPANの段階では全く不安ありませんでした。
SSを重ねる毎にフィエスタの楽しさを実感していましたが、普段乗っているランサーエボリューションと比べて「遅いからストレスは無いのか?」と多くの方に聞かれました。
しかし、小さいクルマでもそのクルマの能力のなかで一所懸命全開で走っているので、ストレスは全くありませんでした。強いてひとつだけ挙げるとしたら、特に2周目になるステージでは路面が荒れて、ギャップやワダチに苦労させられた部分はありました。
今回は完走が絶対目標だったので、しっかりフィニッシュ出来て一安心です。
初めてのクルマ、コースコンディションも過酷なラリーとなりましたが、そんな中で走りきって結果を残せたことは上出来だったと思います。
翔さんの走りについても、常に状況は把握していました。トラブルでデイリタイアを喫したのは残念でしたが、スーパーラリーで復活してきちんとフィニッシュまでマシンを運べて良かったと思っています。
タイムも2走目ではアップしていたり、不安の無い走りを見せてくれたところも素晴らしい戦いぶりでしたね。
【>> 詳しいレポートはADVAN MOTORSPORTS WEBSITEをご参照ください】
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