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OUTLINE
 
2010年 全日本ラリー選手権 第8戦 「MSCC 東京ラリー 2010」
開催日程
2010年11月6日(土) 〜 7日(日)
開催場所
福島県・棚倉町 近郊
主   催
マツダ・スポーツ・カー・クラブ (MSCC)
競技内容
総走行距離 525.68km / SS(スペシャルステージ)数 13本 / SS総距離 67.99km / グラベル(未舗装路面)
天候/路面
DAY 1 : 晴れ / ドライ   DAY 2 : 晴れ / ドライ
参加台数
45台 (オープンクラスを除いた全日本選手権)
RESULT
総合成績 : 2位 / JN-4クラス成績 : 2位

SS1
12.05km
SS2
12.05km
SS3
0.50km
SS4
0.50km
SS5
2.67km
SS6
8.50km
SS7
2.67km
SS8
8.50km
10:21.3
* 10:04.3
* 0:29.6
* 0:29.7
Calcelled
8:58.1
* 1:52.7
9:07.1

SS9
5.01km
SS10
2.76km
SS11
5.01km
SS12
2.76km
SS13
2.76km
TOTAL
4:34.1
2:17.7
4:27.9
2:15.6
4:24.6
0:59:22.7

「*」印はステージベストタイム。
NUTAHARA'S REPORT COMMENT
4月に九州で開幕した2010年の全日本ラリー選手権。北海道や四国、本州各地を転戦してきたシリーズも、いよいよ最終戦の舞台となる福島県にやってきました。

「MSCC 東京ラリー 2010」は、例年通りに福島県の棚倉町をホストタウンとして開催。サービスパークやヘッドクォーターが設けられたルネサンス棚倉には、隣接して0.50kmのギャラリーステージも設けられ、さらに本格的な林道ステージの「三株牧野」にもギャラリーエリアが用意される、観戦環境の充実した一戦です。
紅葉も色濃くなってきた福島地方ですが、朝晩の冷え込みは厳しく5度を下回ることも。しかし、幸いに競技が行われた土曜・日曜は好天にも恵まれ、日中の最高気温は20度に達する絶好のラリー観戦日和となりました。

最終戦はグラベル(未舗装路)ラリーとなりますが、今回は鶴石山という新しいステージも登場。サービスパークからは片道約60kmという距離にある新規ステージを含め、SS(スペシャルステージ)の合計距離は70kmほどですが、リエゾン(移動区間)を含めた総走行距離は500kmを超えるというスケールの大きなラリーになりました。これはホストタウンの棚倉町をはじめ、近隣市町村からラリーに対して深いご理解をいただいていることの現れであると言えるでしょう。

競技は11月6日(土)の午前6時に競技はスタート。
まずは例年使われている「ManahataYamizo」、今年は12.05kmのステージを2回走行します。1走目はトップの2.7秒遅れでステージ3番手に留まった奴田原文雄選手/佐藤忠宜選手組ですが、2走目ではステージベストを叩き出してトップの座を奪取。久しぶりの全日本ラリー参戦となった鎌田卓麻選手組、そして勝田範彦選手組というインプレッサ勢を従えていきます。

SS3とSS4はギャラリーの見守る「Renaissance」。0.50というショートステージですが、奴田原選手組はSS3で29秒6と唯一30秒を切るタイムをマーク。鎌田選手に0.4秒、勝田選手には1.4秒差をつけて連続ステージベストをゲットしました。
さらにセレモニアルスタートをはさんでのSS4でも29秒7と安定したタイムで3連続ベスト、SS4を終えて2番手の鎌田選手に1.0秒、3番手の勝田選手には5.6秒の差をつけてマージンを徐々に拡大していきます。

SS5はキャンセルとなり、次に向かったのは今回から新設された8.50kmの鶴石山ステージ。タイトなウネウネ道が続くランサーエボリューション]にはやや不向きな感じの道ですが、SS6の「Tsuruishiyama T」では2番手タイム。これで2番手の勝田選手との差は若干縮まりましたが、SS7「Higashinobokuya R U(2.67km)」でこの日4回目のステージベストをマークして再びリードを拡大。

そして残す最終SS「Tsuruishiyama U」に臨みましたが、なんとこのステージの終盤で突然エンジンが吹けなくなってしまいます。本来の走りを出来ない中で懸命の力走、ポジションは2番手に落としたもののサービスパークまで帰還。
ここから60分間のサービスはメカニック陣が時間との戦い、見事に規定時間内でターボ交換を完了して、ペナルティを受けることもなくマシンをパルクフェルメへと送り出しました。

DAY2は逆転を期して残る5本のステージに臨みましたが、交換したユーズドのターボは完調と言えず、残念ながら追撃も一歩及ばず。
しかし、一時はリタイアも覚悟した展開となった中、チーム全員の総力を結集して困難を克服しての2位フィニッシュは、チームの底力を見せる結果となりました。


>> 詳しいレポートはADVAN MOTORSPORTS WEBSITEをご参照ください
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