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OUTLINE
 
2010年 全日本ラリー選手権 第5戦 「ARK Rally in Shiribeshi」
開催日程
2010年7月17日(土) 〜 18日(日)
開催場所
北海道・倶知安町 近郊
主   催
アーク・オートクラブ・オブ・スポーツ (TEAM ARK)
競技内容
総走行距離 471.57km / SS(スペシャルステージ)数 14本 / SS総距離 101.34km / グラベル(非舗装路面)
天候/路面
DAY 1 : 晴れ / ドライ   DAY 2 : 曇り / ドライ
参加台数
37台
RESULT
総合成績 : 3位 / JN-4クラス成績 : 3位

SS1
1.32km
SS2
10.08km
SS3
19.18km
SS4
1.32km
SS5
1.32km
SS6
10.08km
SS7
19.18km
SS8
1.32km
* 1:41.5
9:24.2
15:35.1
* 1:40.3
* 1:38.9
8:07.4
* 15:10.2
* 1:38.2

SS9
7.20km
SS10
1.32km
SS11
19.18km
SS12
1.32km
SS13
7.20km
SS14
1.32km
TOTAL
* 5:46.9
* 1:38.6
* 15:03.9
* 1:39.2
5:41.3
1:44.6
1:26:30.3

「*」印はステージベストタイム。
NUTAHARA'S REPORT COMMENT
5月に十勝地方で開催された「Rally Hokkaido」に続いて、全日本ラリー選手権が今年2回目の北海道上陸。
「ARK Rally in Shiribeshi」は一昨年までキロロリゾートをベースとして開催されていたラリーの流れを汲んだものですが、新たに世界的な観光地として知られるニセコの中心・倶知安(くっちゃん)町をホストタウンとして行われました。
サービスパークは町の総合体育館の駐車場、これが何とJR倶知安駅の真裏というロケーション。まさに日本のラリーでもっとも駅からのアクセスが良いサービスパークとなりました。

観光シーズン真っ只中の三連休、その初日となる17日(土)にラリーは開幕。
町内のミニサーキット「HSP(北海道スピードパーク)」に設けられた特設ギャラリーステージ、ここを2日間で7回走るアイテナリーですが、まずは奴田原文雄/佐藤忠宜組が幸先よくSS1「HSP・1」でステージベストをマーク。

このまま勢いに乗ると思われた幕開けでしたが、続くSS2「BROOK Trail・1」の高速コーナー、イン側の草に隠れていた大きめの石を乗り越えた際の衝撃でタイヤにダメージを負ってしまいスローダウンを余儀なくされてしまいます。
ここで約1分10秒という決して小さくないビハインドを背負ってしまいましたが、こんなアクシデントがあるのもラリーという競技。

気を取り直してSS3からは挽回モード、DAY1を終わってみれば4回あったHSPのステージは全てベストタイムを奪取。さらに午後の林道ステージ、19.18kmと距離の長い「KIRORO Traverse・2」でもベストを奪い、トップと最大で40秒以上離れていた差を16.9秒にまで詰め寄ることに成功。


DAY2の18日(日)、予報では雲行きが危ぶまれるところでしたが、結果的には雨は降ることなく競技を終えることが出来ました。
残るステージは6本、そのうち3本はHSPのショートステージ。残る3本のうち、2本は今年新たに設けられた林道ステージの「LAVENDER」、7.20kmのこのステージと、昨日も走った19.18kmの「KIRORO Traverse」が勝負の大きな分かれ目となることは明らかです。

朝一番の「LAVENDER・1」、5分46秒9のタイムはトップを行く大嶋治夫選手組に対して-9.2秒、2位の勝田範彦選手組には-4.1秒のステージベスト。続く「HSP・5」はギャラリーの期待に応えて初日のSS1から5連続となるHSPステージベストを叩き出します。
SS11はDAY2で唯一の10km超えとなるロングステージ「KIRORO Traverse・3」、ここも15分03秒9であがり、この日は3連続ステージベストの猛チャージを展開。

残すはHSPのショートステージ2本を含む3SS、この時点でトップの大嶋選手組とは10.5秒差、2位の勝田選手組とは僅かに1.4秒差。3ステージの合計距離は9.84km、ここまで来れば逆転優勝も現実味を帯びてきており見守るファンもステージタイムに大いに注目されたことでしょう。

SS12「HSP・6」を1分39秒2であがりベストを奪いましたが、この時点でマシンに違和感を覚えていた奴田原選手。トラブルの原因は定かでないものの、ドライバーの操作に対して明らかに反応が悪くなってしまったマシンをなんとか運びますが、残念ながらSS13、そして最終のSS14とステージベストを奪うことは叶わず。

惜しくも逆転ならず3位という結果になりましたが、しっかりとシリーズポイントを加えて残る3戦に臨みます。

なお、全日本戦の前にやって来るのがWRC「Rally JAPAN」。
既報の通りTEAM SHOWからフォード・フィエスタR2での参戦となりますが、哀川翔さんともども皆さんに好い走りをお見せできるように頑張りますので、ぜひ会場まで足を運んで応援してください!


>> 詳しいレポートはADVAN MOTORSPORTS WEBSITEをご参照ください
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