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OUTLINE
 
2010年 全日本ラリー選手権 第4戦 「久万高原ラリー」
開催日程
2010年6月12日(土) 〜 13日(日)
開催場所
愛媛県・久万高原町 近郊
主   催
松山オートクラブ(MAC)
競技内容
総走行距離 221.52km / SS(スペシャルステージ)数 10本 / SS総距離 105.76km / ターマック(舗装路面)
天候/路面
DAY 1 : 晴れ / ドライ   DAY 2 : 雨 のち 曇り / ウェット 〜 ドライ
参加台数
34台
RESULT
総合成績 : 2位 / JN-4クラス成績 : 2位

SS1
3.56km
SS2
5.80km
SS3
3.56km
SS4
5.80km
* 2:45.4
* 4:43.4
* 2:44.9
4:45.0

SS5
4.98km
SS6
24.38km
SS7
14.16km
SS8
4.98km
SS9
24.38km
SS10
14.16km
TOTAL
* 4:32.4
19:21.7
11:45.4
4:21.0
19:20.6
11:48.4
1:26:08.2

「*」印はステージベストタイム。
NUTAHARA'S REPORT COMMENT
2010年の全日本ラリー選手権、第4戦は開幕戦以来となるターマック(舗装路面)ラリー。舞台は四国・愛媛県の久万高原町、この周辺は"四国の軽井沢"という別名もある高原地帯で、避暑地としても有名です。
ラリーのベースとなるのは美川スキー場。この場所で既に標高は1,000m以上、ステージとなる林道はさらに高地を駆け抜けます。
実はこの「久万高原ラリー」、ランサーエボリューション]にとっては初優勝を飾った記念すべき一戦。2008年の全日本選手権では第2戦として開催され、開幕戦から投入したエボリューション]が優勝の栄冠を初めて手中におさめたのがこの地でした。

競技はコンパクトな設定で、土曜日の午前中にレッキを行い、夕方にはセレモニアルスタート。DAY1は好天に恵まれましたが、高地らしいカラッとした陽気に包まれた中で戦いがスタートしました。
この日は3.56kmの神岡と、5.80kmの大谷を各2回ループする4本のSSが設定されていましたが、ADVAN A050を装着してSS1からSS3まで三連続ステージベストをマーク。DAY1を5秒差のラリーリーダーで終え、翌日の戦いに備えます。

天気予報では数日前から週末にかけて空模様が崩れることを伝えていました。そして予報通り、土曜の夜には久万高原地方も強い雨に見舞われてしまいます。
日曜朝、DAY2のスタート前にはサービスパークが設けられた美川スキー場も強い雨となり、予報ではお昼まで降り続くとされていました。そこでヘビーウェットに対応するため、ADVAN NEOVA AD08を装着。

DAY2は4.98kmの大谷、24.38kmの美川、そして14.16kmの大川嶺という3つのステージを各2回ループする設定。それぞれのステージ1走目を終えてサービスへ戻り、もう一度各ステージを走るという流れです。そして予報通りならば昼前のサービスでタイヤを再びADVAN A050に交換して、昼からのステージに臨むという作戦でした。

DAY2最初のSS5・大谷リバース1は、この作戦が的中して4.98kmのステージで2番手に3.2秒差をつけてステージベストを奪取。
ところが山の天気は気まぐれなもので、予想よりも早く雨の勢いが弱まってしまいました。さらに風が強かったこともあり路面は急速にドライへと転じて行ってしまいます。
SS6・美川リバース1でSS5で稼いだマージンを取り返され、2番手との差は5.1秒に。そしてSS7・大川嶺1で6.3秒の先行を許し、残念ながらトップの座を譲る結果となってしまいました。

サービスでタイヤを交換して反撃を仕掛けますが、ここ久万高原のステージはツイスティなつづら折りの道が続き、特に下り方向ではランサーエボリューション]との相性が余り良くありません。
SS8はトップとほぼ同タイムであがりましたが、ロングステージの下りとなる最終2本は厳しい戦いになってしまい、最後は3番手との差が大きかったことと、まだところどころウェット路面が残っていたこともあり、しっかり完走を果すことを第一にして若干のペースコントロール。

最終的にトップと24.8秒差、3番手には1分22秒7の差で2位フィニッシュとなりました。
残念ながら二連勝は成りませんでしたが、シリーズを戦う上では貴重なポイントを積み重ね、後半戦での巻き返しを図る上で大切な結果を残した一戦となりました。
 

>> 詳しいレポートはADVAN MOTORSPORTS WEBSITEをご参照ください
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