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2010年 全日本ラリー選手権 第2戦 「ひむかラリー'10 in 美郷」 |
開催日程 |
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2010年5月7日(金) 〜 9日(日) |
開催場所 |
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宮崎県・美郷町 近郊 |
主 催 |
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ルート・10・延岡 |
競技内容 |
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総走行距離 331.77km / SS(スペシャルステージ)数 10本 / SS総距離 108.36km
/ グラベル(非舗装路面) |
天候/路面 |
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DAY 1 : 晴れ / ドライ DAY 2 : 晴れ / ドライ |
参加台数 |
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40台 |
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総合成績 : 2位 / JN-4クラス成績 : 2位 |
SS1
2.38km |
SS2
12.86km |
SS3
2.38km |
SS4
12.86km |
SS5
14.56km |
SS6
11.45km |
SS7
14.56km |
2:15.4 |
12:15.7 |
2:13.6 |
* 11:57.5 |
12:56.6 |
10:45.6 |
12:40.4 |
SS8
14.60km
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SS9
8.53km
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SS10
14.60km
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TOTAL
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12:46.6 |
* 7:48.6 |
* 12:31.5 |
1:38:11.5 |
「*」印はステージベストタイム。
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2010年の第2戦は、開幕に続いて九州が舞台として開催されました。
グラベルラリー緒戦となる「ひむかラリー'10 in 美郷」。ステージ距離が100kmを超えるグラベルラリーということで、今季から新たに導入されたポイント係数は"2.0"となります。
宮崎はラリーウィークを通じて快晴に恵まれました。さすが九州、暑ささえも感じるほどだったのですが、この好天は時として"敵"になってしまうこともあるのです。
土曜日のDAY1、サービスパークやヘッドクォーターが置かれている美郷町南郷地区で多くの地元の方々に見送られてスタート。
まずは2.38kmとショートの「八重原」と、12.86kmのロングステージ「珍神」を午前中に2回ずつ走行します。
前年のチャンピオンに与えられるゼッケン1番ということで、出走順もトップバッター。
浮き砂利の多いステージではいわゆる"砂利かき役"になってしまい、なかなか思うようにタイムを上げることが叶いませんでした。
それでもSS1〜SS3までを2番手タイムであがり、ロングステージのリピートとなる「珍神2」では一気におよそ4秒差のステージベストを奪取。これで一気にSS3までの差を逆転、勝田範彦選手を退けてラリーリーダーの座につきます。
午後は14.56kmの「山神」を下り方向で2本走り、その間に11.45kmの「珍神ショート」をはさむ設定。
この山神ステージはタイトコーナーが連続するのですが、下り方向ではランサーエボリューション]の車両特性と愛称が悪い面があるのです。
SS5「山神下1」で残念ながら勝田選手に逆転を許してしまいましたが、その後のSS6、そしてリピートとなるDAY1最終ステージのSS7「山神下2」ではセカンドベストながらトップと僅差のタイムで追従、DAY1を2番手であがりました。
一夜明けても宮崎は気持ちよい快晴に朝から恵まれました。
DAY2は午前中に3本を走って勝負を決しますが、SS8と最終のSS10は昨日も使った山神線を逆方向に走る14.60km。この間に8.53kmの「珍神ショート」をはさむ、合計37.73km。
DAY1を終えてトップの勝田選手との差は9.1秒。充分に逆転可能な差であり、終盤で一気にトップを奪う青写真を描いていました。
2日目はDAY1終了時点の順位で出走するので、勝田選手に2番目でスタート。ところが早朝のSS8では風が全くない"凪(なぎ)"の状態になっていたため、好天続きで乾いた路面から前を走るトップ車両が巻き上げる土埃が残ってしまうという状況に。
実際、ステージ上の視界は酷いときで4〜5mあるかないかという状況、佐藤忠宜選手が完璧なナビゲーションをしてくれるとは言っても、先が全く見えない状況では100%の走りをすることは許されませんでした。
風が若干出てきて土埃の影響がおさまったSS9とSS10ではステージベストを連取して差を詰めましたが、最終的に5.2秒届かず2位でフィニッシュ。
「タラ、レバ」的な話をすれば、「出走順がDAY1は2番手、DAY2がトップだったら・・・」ということになるのかもしれませんが、ラリーというのはライバルに加えて、大自然も相手にして戦っている競技なので、こういうこともあるのは仕方ありません。
次はインターバルが短いですが、全日本ラリーの中で最長のステージをグラベルで競う「Rally
Hokkaido」。ポイント係数も最大の"2.5"となりますので、シリーズ連覇に向けては絶対に落とせない重要な一戦です。
ぜひ現地まで足を運んでいただき、応援してください!
【>> 詳しいレポートはADVAN MOTORSPORTS WEBSITEをご参照ください】
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